こんにちは、緑成会病院栄養部です!
病院食は、「味がうすい」「おいしくない」というイメージを持つ方が多いかと思います。
そのため当院栄養部では、入院されている患者さんが日々の食事をより楽しいものにできるように
「みんなに嬉しい食事を」目標とし旬の食材使用を心掛け、ちらし寿司やクリスマスケーキなど行事食、国内外の郷土料理も提供しています。
こうした取り組みは患者さんの知的好奇心を刺激し、コミュニケーションの種を蒔いていってほしいとの願いが込められています。
今回から当院で実際入院患者様・スタッフも食べております料理を連載してまいりますので、是非ご覧ください。
それでは、連載企画として今週より郷土料理を紹介させて頂きます!
郷土料理で日本一周!~岡山県~(第一回)
今回の郷土料理は岡山県の「デミカツ丼」をご紹介します♪
岡山市の老舗料理店創始者が考案したトンカツの上にデミグラスソースをかけた丼です。丼に盛ったご飯の上に茹でたキャベツ(または生の千切りキャベツ)とカットしたトンカツをのせ、デミグラスソースをかけた丼料理です。このようなカツ丼は他県でも名物とされていますが、岡山でソースを使用したカツ丼といえばデミカツ丼!とされる程、地元で親しまれている料理です。
〈材料〉4人分
温かいご飯・・・どんぶり4人分
豚ロース(とんかつ用)・・・4枚(約480g)
塩、こしょう・・・少々
小麦粉・・・大さじ1
卵・・・1/2個
パン粉・・・大さじ2
揚げ油・・・適量
【デミグラスソース】
★水・・・20ml
★デミグラスソース缶・・・40g
★トマトケチャップ・・・大さじ1
★赤ワイン・・・小さじ1
★砂糖・・・小さじ1
キャベツ・・・30g
〈作り方〉
① 豚ロースの両面を筋切りし、包丁の背でよく叩く。塩、こしょうを両面にふる。
② ①に薄力粉、溶き卵、パン粉を順につける。
③ 揚げ油を170℃に温めたら②を入れる。焼き色がついたらひっくり返し3〜5分ほど揚げる。
④ きつね色になったらバットに取り出し、5分ほどおいて余熱で火を通し、食べやすい大きさに切る。
⑤ キャベツを千切りにする。お好みで茹でておく。
⑥ ★の調味料を全て鍋にいれてデミグラスソースを中火で温める。
⑦ 丼にごはん、⑤④の順にのせて⑥をかけて完成
ぜひ、ご家庭でも試してみてください!
次回もお楽しみに♪