皆さまこんにちは。
私たちデイケアでは、セラピストによる個別リハビリ、多種多様なマシンによる運動を提供させて頂いております。
前回、評価方法の一つである「握力」を紹介させていただきましたが、今回は別の評価をご紹介します。
■Short Physical Performance Battery(SPPB)
◇どんな評価?
①バランステスト(立位バランス)
②歩行テスト(歩行速度)
③椅子からの立ち上がりテスト(下肢筋力)
から成り立ち、高齢者の身体機能を簡易的に評価できます。
それぞれ0~4点の合計12点で評価します。
①バランステスト
閉脚立位 → セミタンデム立位 → タンデム立位の3つの立位姿勢を保持できる時間で評価します
タンデム立位姿勢できますか? ※あぶないので、安全な場所で実施してください
②歩行速度
4mの距離を通常の速度で歩くのに要した時間で評価します
③椅子からの立ち上がりテスト
腕を組んだまま素早く椅子から立ち上がる → 座るを5回繰り返した時間を測定し、評価します
◇SPPBの指標例 *点数が低いほど、身体機能の低下が疑われます
・9点以下:フレイル診断(健康な状態と要介護状態の中間の段階)
・7点以上:歩行自立できるとされる点数
・6点以下:高齢者の転倒の危険があるとされる点数
デイケアでは定期的なチェックをしております!
見学なども随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。