こんにちは!
7月になり、蒸し暑い毎日が続いています。
みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。
今回も回復期病棟のイベントの紹介をします。
6月は、患者さんにカラオケで歌を歌い、楽しんでいただきました!
皆さん、ご存じでしょうか?
カラオケをする事で、さまざまな効果があるのです。
例えば、
①認知症予防に繋がる
音程やリズムをとる事・昔の記憶や当時の思い出が、脳を刺激し、認知症予防に繋がる
②ストレスの軽減に繋がる
歌を歌うことで、副交感神経が優位になる・セロトニンやエンドルフィンといったホルモンが分泌されることでストレスの軽減に繋がる
③口腔内の環境を守る事に繋がる
歌を歌う事により、口腔内の洗浄・抗菌・保護・円滑化する作用を持つ唾液が多く分泌され、口臭予防や虫歯予防等の口腔内の環境を守る事に繋がる
とても良いですね。
カラオケで楽しむ事で、こんなに色々な効果が得られるなんて!
みなさん、どんどんカラオケを楽しんで下さい!
皆さん、カラオケ大好きな方が多く、歌い慣れている様子でした。
また、患者さん同士で肩を組んでデュエットする場面や、周りの方がリズムに乗って、手拍子や鈴、マラカス、タンバリンなどで盛り上げてくださり、とても楽しいイベントとなりました。
今回のイベントを前々から楽しみにしていた患者さんは、ノートに歌いたい曲の歌詞を書いて準備したりと、当日もとっても楽しそうに歌っていました。
【参加者の声】
「まさか、ここ(病院)で歌えるなんて思ってなかったから嬉しいわ」
「昔よく歌った曲を歌えて、懐かしい気持ちになったよ」
「久しぶりに歌えて楽しかったよ」
など、様々なお声が聞かれました。
季節のイベントは、入院患者さんの
・見当識の向上(季節を感じる)
・活動量の向上(離床し、ホールで活動に参加する)
・脳の活性化(手先を動かしたり、色を考える)
などを目的に毎月行っています。