こんにちは!
今回は、当院リハビリテーション部で行った【園芸活動】をご紹介させていただきます。
園芸活動で、どのようなリハビリが行えるのでしょうか。
土や植物に触れる園芸活動では、
①指先を使う事による脳の活性化
②体を動かす事による筋力・体力維持
に役立ちます。
また、五感で季節の移り変わりを感じたり、植物を育てるという役割意識や達成感が、心のリフレッシュと意欲の向上につながります。
日々の生活に彩りと生きがいを添え、心身の健康を維持・向上させることを目的としています。

集まった患者さんに説明後、花や野菜の種を配ります。
患者さんは、手のひらに配られた植物の種を興味深く見入っていました。

種を蒔く前に、種袋の説明を一緒に読んで勉強しました。

いよいよ種を蒔きます。

種がとても小さくて摘まみづらい様子でしたが、慎重に丁寧に蒔く事ができました。
慣れている患者さんは、一人で蒔き、慣れていない患者さんはスタッフと一緒に蒔きました。
種を蒔き終わったプランターに、お水をあげて終了です。

芽が出てくるのが楽しみですね。
参加した患者さんは大変喜んで、楽しく園芸活動に参加していました。
今後は、蒔いた種に定期的に水やりをしていきます。
また、雑草除去や、咲き終わった花の摘み取り等も行います(指先の細かい運動)。
季節が変わった際には、また新しい苗の植え付けも行います(全身を使った活動)。
今後も、芽が出る様子や、花が咲く様子、野菜が実る様子をお伝えしていけたら嬉しいです!
