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緑成会ニュース

病棟イベントのご紹介~11月の特別企画 秋の音楽祭~

こんにちは!
とうとう師走となり、今年も残りわずかとなりました。
みなさん、忙しくお過ごしの事でしょう。

さて、先日病棟で特別企画の音楽祭を開催しました!
芸術の秋にふさわしいですね。
それでは、ご紹介します。

今回の「音楽祭」は、病棟ホールを舞台に、入院患者さんによるクラリネットの演奏会を開催しました。
クラリネットの素敵な演奏を、患者さんやスタッフが鑑賞させていただきました。


演奏してくださる患者さんとスタッフが準備をしています!


いよいよ演奏が始まりました!
とっても素敵なクラリネットの音色がホールに響き渡ります。
みなさん、身動きもせず真剣にクラリネットの演奏を聴いています。


ご覧ください!ホールに入りきらないくらいの大勢の観客です!
観客は60名は超えていたと思います。大盛況です!

今回の音楽祭の演目はこちら↓

みなさん、ご存じの曲ばかりでした。
「星に願いを」の曲では、スタッフによるハンドベルの演奏も加わり、華やかで綺麗でした。

3曲の演奏が終了し、観客が残念がっていると、なんとアンコールをして下さるとの事!
美空ひばりさんの「川の流れのように」を演奏して下さいました。
皆さんが大好きな美空ひばりさんの曲、クラリネットの演奏に合わせて大合唱!
みなさんとっても気持ち良さそうに歌われていました。
最後に盛大な拍手で音楽祭が終了となりました。

【患者さんの感想】
「わー、素敵!」
「良い音ねえ~」
「お上手なのね」
「素晴らしかった!」
「病院でクラリネットの演奏が聴けるなんて思わなかった」
「もっと聴きたかった」
など、様々なお声が聞かれました。

【奏者 小田さんのご紹介】
今回演奏をして下さった小田さん、実は当院には2回目の入院です。
腰の骨折や、コロナなどもあり、また既往でのパーキンソン病なども抱えながら、演奏して下さいました。
ご病気の関係もあり、肺活量の低下や長時間の離床での疲労感、また手指の動かしにくさなどの訴えもありましたが、ご本人にとってクラリネットを演奏することは生きがいであると言える活動です。
リハビリの中での理学療法では基本的な動作訓練や運動療法をしっかりと行い、作業療法ではご本人の生きがいであるクラリネットを行いました。
クラリネットを吹くことは本人の満足感を得られるだけでなく、肺活量や、手指の訓練にもなります。
そのような中、「コンサートとして、みんなの前で発表しませんか」と持ち掛けたのが、音楽祭の2~3週間前。
そこから曲の演奏練習はもちろんの事、選曲や曲の順番、司会進行の内容などもご本人と話し合いながら、進めていきました。 
「前回の入院でお世話になったスタッフや先生の名前はMCの中に入れたいね」
「ハンドベルが入ったら面白いかも」と演奏会でみんなを喜ばせよう!お世話になった方への感謝を伝えよう!という気持ちから、アイディアがどんどんと湧き、演奏練習を通して小田さんからたくさんの学びがありました。
発表当日、大勢の観客の前で小田さんはとても落ち着いた様子で、丁寧に演奏されていました。
司会進行の、私の方が緊張してしまっていたくらいです(笑)
小田さんの大切にしている言葉に『音楽というのが「一期一会の時間・空間・芸術」』という言葉があります。
今回のコンサートはまさに、それが体現化されたものだと感じ、私たち職員にも記憶の残るものになりました。 

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