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片麻痺や高齢により、箸が使いづらくなってきた方向けの工夫や箸の練習

病気のため、握力の低下や巧緻性(細かい動作)の低下、指の筋力低下などの要因により、箸が使えなくなることがよくあります。
「箸を使う」には、それぞれの指を別々に動かしながら適切に力を入れないと、箸を落したり、食べ物を落としたりします。
とくに、脳卒中の後遺症や頚椎症などにより、指を曲げることができても、指を伸ばす・開くことが苦手になるケースが多くあります。
箸は、各指を複合的に協調して動かす必要があり、じつは難しい動作なのです。


動画1:親指と人差し指の力が弱く、関節の動きが悪いために箸を落としてしまいます


動画2:箸先が交差しています。親指、人差し指、中指がそれぞれ協調して適切な力が入れることができず、摘まむことが難しくなっています。

そこで、当院ではこちらの自助具を使用しています。

           <箸ぞうくん>

これは、親指をのせる突起や、人差し指・中指をのせるひれ状の突起があり、手に馴染みやすく、握りやすい形状になっています。
使い方は、指を押し付けるように力を入れると閉じ、力を抜くとバネの動きで自然に箸が開きます。
これを使うことで、指の力や握る力が弱い方、関節の動きが制限されている方、協調的な動作が困難な方でも、指の動きだけで簡単に摘まむ動作が可能になります。

通常の箸を使えるようにするため、このような自助具で練習し、箸の持ち方や使い方を再学習することもあります。
また、障害により利き手が使えなくなった方は、もう片方の手で箸が使えるよう、使用することもあります。